近朝ドラもみる事がなくなりましたが、
炭鉱といえば、想い出す事があります。
建設業に携わっていたころ、
パチンコ店のオーナーと親しくなりました。
オーナーは丁度私の父の世代、
骨太の巨漢でした。
騙され拉致されるように日本に連れてこられ、
九州の炭鉱で強制労働させられたそうです。
(当時は何も知らなくて三菱系か麻生系?
軍が関与してたかどうかも聞きそびれましたが,
太郎氏は当然ご存じなんでしょう)
同様の境遇の韓国人が30名近くはいたそうです。
過酷な労働に耐え、
体力に自信のあった自分はかろうじて生き残れたが、
殆どが終戦を待たず死んだ。
焼き肉屋から小さなパチンコ店を経て、
当時5番目の店舗を新築するまでになっていらっしゃいました。
彼の生きがいは親族を立ち行くように面倒みる事、
そして年2回北朝鮮にわたり、
その都度当時(1990年頃)3000万円を故国に寄付、金日成氏に拝謁すること。
彼の応接間には金日成主席と並んでの誇らしい気な写真が飾れれていました。
其ころ金日成氏が統一教会の文鮮明氏と
晴天の霹靂のような会談をもったのには
驚いた覚えがあります。
後日談では文鮮明氏は当時の35億ドルを北に支援したのだとか・・・。
其あたりの不可思議は凡民の考え及ぶ処ではありませんが・・。
「地獄を生き延びた。でも今はなにも恨んではいません」との
オーナーの言葉でした。
故国に送金は国策だからという、分析もありましたが、
少なくとも日本人には考えられない事。
ヘイトスピーチする人も
私も国に寄付なんて考えることすらないのですから。
その感慨を想えば、
今やなんとセコイ日本人になってしまったのでしょうか。