匂いフェチ少年でした。
中島らも氏の童話「おとうさんのバックドロップ」を図書館で借りましたところ、
昔懐かしい貸し出しカードが残っていました。
閲覧者は10年間で10人程度です、それも平成15年に集中してます。
2003年ですから、大麻事件の年でございます。
図書館の膨大な蔵書が読まれる回数はいかほどのものかは知りませんが、作者が賞をえるか死を得た時期に集中するんでしょうね。
それはともかく、中学生の頃、図書カードに好もしく想う娘の名を発見した時の胸の高鳴りを想いだしました。
それも自分の直前です、本が芳しくさえ感じ、胸一杯に残り香?を吸い込んだ匂いフェチ少年でした。
上田敏訳 ポール・
秋の日の
ヰ゛オロンの
ためいきの
身にしめて
ひたぶるに
うら悲し。
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