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2016年7月20日 (水)

統制下に置かれたようです。

サイパンが陥落してやがてB29の帝都空襲が始まるだろうと、
関係者なら皆周知していたそうです。
軍属はもとより報道関係、知識人達。

でもその危険は報道されることもなく
東京大空襲当日を迎えてしまいました。
しかもB29の大編隊の接近を知りつつ、
帝都の警報担当責任将校はあえて無視することとしたそうです。
元よりNHKにも知らされない。
結果無警戒の東京都民は寝込みを突然襲われ、
10万以上が死ぬこととなりました。

NHKの当時の放送担当の証言では
「陛下の安眠を妨げるのは恐れ多いという理由で警報は鳴らされなかった」
というものです。
皇居も空襲されると陛下の身も危険では?との当然の疑問もあります。

東宮御所には飛び火して全焼しまいましたが、
担当将校判断は
「丸の内と皇居は空襲されない」
と解っていたとしか想えぬ不可思議であります。

そして軍隊も国民を守るわけではなく、国体・天皇を守るだけだったのです。
そのような軍隊に自衛隊を変えちゃう?
とりあえず戦中にも似て、
NHKや民放、報道機関は統制下に置かれたようです。

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