間違ってるとは言えないが正しくはない?
人というものは、固定観念や常識に縛られてるんですね。
自分の中にも、
それ故の苦い思い出は数知れず・・。
例えばソフトテニスで・・・
25~6年前でしたが、指導していた中学生が
「なんで・・飛び上りながら打ったらいけんの?」
と聞いてきました。
当時はテニス雑誌等でもまた多くの指導者も
初心者には
「止まってから、軸足を安定させてスイングするとミスが少ない」
等と教えていました。
「こうしたほうが安全だから・・ミスが少ないから」
としか答える事ができませんでした。
なんとツマラナイ考えに支配されていたのでしょう。
TVや動画で多くの選手のプレーを観る事が簡単な現在、
錦織選手のジャンピングストロークを否定してかかる指導者は皆無でしょう。
でも走りながら打つイチロー選手を
当初から理解出来た方々は限られた一部の人だけだったでしょう。
私の陳腐な、それも借り物の半端な理解の常識が
身近に存在する子供たちの可能性を摘んでいたのです。
船水兄弟など、
若い世代が魅せる躍動感溢れるソフトテニスは、
今本当に面白いですね。
このたびの東アジア大会ではそれが良く現れていました。
自分でプレーを楽しむ中で、
常識は世間から借りずに自分で発見・気づくべしと、
此の歳でようやく辿り着くなんてね。
しかし一方で
我が子の生活となれば、
安定を望まない
親もまた少ないでしょね?
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