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2016年12月14日 (水)

間違ってるとは言えないが正しくはない?

人というものは、固定観念や常識に縛られてるんですね。

自分の中にも、

それ故の苦い思い出は数知れず・・。

例えばソフトテニスで・・・

25~6年前でしたが、指導していた中学生が

「なんで・・飛び上りながら打ったらいけんの?」

と聞いてきました。

当時はテニス雑誌等でもまた多くの指導者も

初心者には

「止まってから、軸足を安定させてスイングするとミスが少ない」

等と教えていました。

「こうしたほうが安全だから・・ミスが少ないから」

としか答える事ができませんでした。

なんとツマラナイ考えに支配されていたのでしょう。

TVや動画で多くの選手のプレーを観る事が簡単な現在、

錦織選手のジャンピングストロークを否定してかかる指導者は皆無でしょう。

でも走りながら打つイチロー選手を

当初から理解出来た方々は限られた一部の人だけだったでしょう。

私の陳腐な、それも借り物の半端な理解の常識が

身近に存在する子供たちの可能性を摘んでいたのです。

船水兄弟など、

若い世代が魅せる躍動感溢れるソフトテニスは、

今本当に面白いですね。

このたびの東アジア大会ではそれが良く現れていました。

自分でプレーを楽しむ中で、

常識は世間から借りずに自分で発見・気づくべしと、

此の歳でようやく辿り着くなんてね。

しかし一方で

我が子の生活となれば、

安定を望まない

親もまた少ないでしょね?

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