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2017年12月20日 (水)

とりあえず儲かっとるデ

先日も田舎の友人とピットコインに関して、

知識のない者同士の

会話を

「ピットコイン・・知っとる?」

「やっとるで・・」

「ホンマか・・儲かっとるかな?」

「そこそこはな・・」

「今は金が安いし、中国は金塊をため込んどるらしいで」

「本当は金が欲しいけど・・な買いにくいし」

「しかしポイントサービスみたいなもんかい?」

「よう解らんが、とりあえず儲かっとるデ」

「ねずみ講と一緒で‥

最初に手掛けた連中はぼろ儲けするんかの?」

「そうじゃろ・・そうじゃろ・・」

みたいな・・・

米国に作られたビットコインの先物相場は、米金融界が、自分たちの利益にな

るために作ったと考えられるが、米金融界の利益とは、冒頭(=以前の記事)に

書いたように、ドルの究極のライバルである金地金を、ビットコインとの戦い

(流入資金の奪い合い)で消耗させて金相場上昇を抑止し、ドル(米国債や株式)

をできるだけ長く延命することだ。これまでビットコインは相場が激しく乱高下

するので資産の備蓄先として魅力が少なかったが、先物を使って米金融界がビッ

トコインの相場を安定(ゆるやかな右肩上がり)にすれば、ビットコインを魅力

的な投資先として喧伝でき、金地金に向かうべき投資金のかなりの部分をビット

コインが横取りする事態を演出できる。金地金の価値の上昇は今後も抑止され、

その分、ドル(債券や株)が長く延命する。

ビットコインは、対ドル為替がとても低かった創設期からの約千人の保有者が、

発行済み総額の4割を保有している。彼らが一度に多額のコインを売ると為替が

暴落するが、その点も、先物市場を創設したことにより、暴落の程度を抑えられる。

(田中宇氏論説★米覇権延命と多極化の両極で戦う暗号通貨から)

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