素劇 ああ東京行進曲
劇団1980、聞きなれない素劇。シンプルな舞台装置で、人間も装置を演じるのです。
しかし難解にならず、高齢化の進んでる観客席にはとてもすんなり自然に受け入れられています。
歌謡界の草分け的歌手、佐藤千夜子の生涯を描いているだけに、口立てにのせて昭和歌謡がふんだんに盛り込まれています。
客席の多くの方が唱和、笑話、盛り上がっとりました。
大小道具は黒いBOXと白いロープという組み合わせで、演者の白い手も自在に効果をあげてます。
登場人物が3人を超える場合、TVドラマであろうが映画であろうが、
山場にかかる頃までに、睡魔に勝ったためしのない妻も
「金払っとるもん」と最後まで笑い通しでした。
市民劇場会員に年1回周ってくるお世話も、やってみればそれなりに楽しく、
舞台では濃いメイクでもないのに、見事に年齢をごまかす女優さんの素顔も見届けることができましたヨ。
でも、かの女優さん、腹やお尻の締まりは流石です、いや別に触ったわけじゃありませんが。
残念ながら・・・・。
皆さん満足の帰路でした。
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