サイパンの戦い
去年の夏サイパンに家族旅行しました。
サイパン空港にも太平洋戦争の悲惨な写真が多数展示されてはいるのだが、それに観いる日本人はまれなようで。
中一の孫はもちろん、息子夫婦も戦争に対する関心は殆どないようでした。
現地のガイドさんは日本語で観光案内をしてくれます。
米軍の戦死者墓地は広々とまた整然と手入れの行き届いた公園のようでした。
歴代の大統領も必ず参拝するそうです。それに比べ日本人戦没慰者霊碑のわびしい事、、、、、「誰が、どの総理がお参りしましたか?それでいいんですか?」と問いかけるガイドさんの声は重く心に残りました。
水際撃滅作戦の為に日本軍の陣地は海岸付近に集中しており、敵の艦砲射撃や空襲のよい的となった。このため守備隊は早々に壊滅し、水際作戦を指示した大本営の晴気誠陸軍参謀は責任を感じ、サイパンへの派遣を志願したが却下された。彼は1945年の8月17日に自決した。この戦訓は後の硫黄島の戦いや沖縄戦で生かされる事となる。
官僚にも、この方のような人も居られたのですね。
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