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2012年4月19日 (木)

大河ドラマ清盛

大河ドラマ清盛、なんだか盛り上がりに欠けますね、制作者の熱意はよく伝わるんですが。

清盛は私達の感覚からすればどうも武士階級の代表とは言い難いですね。

権力取得後は藤原摂関家の手法(王家に寄生)を踏襲してしまう。

武士階級への裏切りです。

なんだか民主党にそっくりな気がして、観てても白けてしまうのです。

してみれば小沢氏は源頼朝????義経みたいに大衆受けしないとこも似てますか?

私若い頃はやはり判官びいきで、頼朝の政治的非情を理解出来ませんでした。

戦時のスーパースター義経はなぜ失脚したか?

井沢元彦氏の平易な解説によると、脆弱な基盤しか持たぬ新興寄せ集め勢力鎌倉幕府政権が真に独政権たる為にはまず朝廷に対する圧倒的切り札を持たねばならなかった。

(余談ですが真の独立国なら関税は自分で決める権利を放棄してはならないという意見が正論と想えます)

その切り札は安徳天皇の有する三種の神器でした、これが戦争の勝利に増して重要な目的であった。

義経にその大役を期待していたのに、肝心の神器の一つ宝剣は幼帝とともに海中に・・。

またあろうことか頼朝の目指す武士政権にとり真の敵である後白河法皇から義経は頼朝の許可なく判官の官位を受けてしまう。

戦術の天才義経は政治的感性が皆無な為、頼朝の怒りが全く理解できない。

そして奥州藤原一族をも巻き込み悲劇が始まる・・・・。

さて今も赤間関に天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ) は眠っているのでしょうか?

それもレプリカ?という説も・・・・統治者には重要でも庶民には関係ないですね。

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