うるさい、少しは褒めること知らんのか?」
対人関係において、本当のことをあからさまにしないのが日本人の美徳とされてます。
惻隠の情とでもいうのでしょうか、「何にも言うな、じっと眼を観ろ」というやつです。
最近ではとにかく、批判しない評価しない、とりあえず褒めとく・・・・これが無難のようです。
批判に事実に面と向き合う難しさよ・・・。
この歳になればますます、我ながら狭量と想う日々です。
「アンタ後ろばっか振り返って・・・」
「・・・・・・そうか・・・・・・」
「ポジション遠いし・・・もっとなかじゃろう?」
「・・・・・・そう・・・・・・・・」
「ボレーのコース、甘いし、フォローされるじゃろう?」
「・・・・・・・ソ・・・・・・・・」
「それにレシーブ・・・不利な時にあんな難しいコース狙って・・結局ミスじゃろ」
「・・・・・・・ウ・・・・・・・・・」
「それにセットポイントのあのスマッシュミスがすべてじゃ」
「・・・・うるさい、少しは褒めること知らんのか?」
「どこを?何を?どう?・・褒めるん?」
「あっちへいけ」
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