どうもマイナス思考ですみません・・・。
溜まっている録画の中に
NHKスペシャルで東洲斎写楽の正体に迫るという番組がありました。
ギリシャの美術館で写楽の肉筆画が発見されたのがきっかけで、写楽は能役者の斎藤十郎兵衛であると分析されてました。
どうやら永年写楽の正体の謎に終止符がうたれたようです。
能役者は武士の身分に叙せられていて、副業は許されない立場でした、そこで偽名を用いたのだとも。
しかも彼は能役者としてはワキツレというほんの端役で、能力に関わりなく先祖代々一生その身分が変ることは無かったそうです。
その鬱憤が爆発的エネルギーを感じさせる当初の作品を生みました。
30歳そこそこの頃のようです。
しかし版元の蔦谷の要望で大量粗製を余議なくされ?、情熱を失っていったと推測されるのだそうです。
自分で退いたのか?首になったのか?定かではありません。
今もありそうな、何だか吉本の芸人さんみたいでも・・・。
江戸時代といえども才能が商業路線に蹂躙されてしまう・・・。僅か10ヶ月の奇跡の軌跡・・・・歴史上の疑問が僅かでも解明されて行くのをみることはとても楽しみです。
でも偽名でしか意見を公表せざるを得ない人も今の日本に多い訳ですから、その辺は変りませんね。
もっと深刻かも?
どうもマイナス思考ですみません・・・。
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