あなたに徳育が出来ます？
じゃあ経団連をやめて暇になるから、僕が行くよ。僕のほかにも会社を辞めて植木屋のアルバイトをやっている人がいるから、２、３人連れて行く。
【覚書き｜ある人が自宅の庭木の手入れは植木屋に頼んでいると言ったことに対する土光氏の発言。土光氏は自分の家の庭を自分で手入れしていた。また、俸給から生活費１０万円を抜いて他は全額近所の女学校に寄付していた。】
土光氏は岡山が誇るべき経済人でしたし、尊敬される生き様でした。
最近の体罰問題で徳育という言葉が聞かれます。
では今、徳育が可能な人が今いらっしゃるのでしょうか？
私たちは周りに敬愛すべき人物を失って、もう久しいのです。
尊敬されない人に徳育が可能な訳がありませんよね。
尊敬されない父親・母親・教師・政治家・評論家・財界人・役人で溢れてます。
何かの番組で戸塚氏が確信犯的に、他のコメンテェイターを冷笑するかのように、体罰は絶対必要の持論を述べておられました。
仏陀やキリストならぬ凡人からすれば、その方法論や手段は解らないでもありません。
２４という人気ＴＶドラマでもシーズン７では、拷問で情報を引き出す主人公が描かれています。
その目的がより大多数の生命の保全という衆目が納得せざるを得ない大義で、現場に立つ緊迫感に溢れた決断が描かれます。
果たして、常識的判断では世界は救えぬのでしょうか？
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