ロバート・キャパ
ロバート・キャパを一躍有名にした写真(崩れ落ちる兵士)を分析した番組を観ました。
この写真が有名になるまでは無名の戦場カメラマンでした。
多くの角度から分析し、あれは戦場ではなく、演習であったと結論つけています。
また撮影したのはキャパでなく恋人の同僚戦場カメラウーマンだろうという分析。
恋人ゲルダ・タローとの共同プロデュースなのかも?
運命のいたずらで超有名人となってしまったキャパの苦悩が始まります。
敢えて飛び交う弾丸にみを晒すかのようなその後の写真を観ればその懊悩がよく解ります。
スピルバーグの映画プライベイト・ライアンの冒頭のノルマンディ上陸のシーンは圧倒的迫力でした。
まさにその海岸で彼は後ろの海兵の顔、前を行く兵の背中と撮影しているのです、まるで死地を探すように。
何はともあれ史実がどうであれ彼の作品も、生き方も誰も真似出来ないものです。
戦場カメラマンの称号は軽いものではないと感じ入りました。
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