家計を助ける高校生
『貧困のなかでおとなになる』中塚久美子著 かもがわ出版より2012.10.25発行
から子どもたちの貧困の実態を紹介したブログ すくらむ からです。
駅前トイレで寝泊まりするトリプルワークの女子高生、車上生活の園児、食事求め保健室に行列する小学生
等等・・・・。
日本が今豊かな国だと、疑いもなく想う人も多いようですが、
一方でこの様な現実をあえて観ないふりをする世の中です。
しかしながら人並み以上の苦労をしながら、
収入と家庭を維持している多くの若い世代に包容力を求めるのは酷な話です。
TPPがもたらす多くの負の面の一つに、
セーフティネットのなし崩しがあります。
働かないアリも自然界では重要な構成員だそうです。
思い起こせば、明治・大正・昭和の初め頃までは子どもが家計を助ける存在でした。
今そんな時代に退行したかのように観えます。
奨学金の返済に苦しむ若い世代の話もそうです。
豊かな国の幻想だけを振りまいているのは誰?
妻の口癖に「働くもの食うべからず」
私は「働かずとも腹は減る」で抵抗しています。
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