池上プロフェッショナル?
法廷ドラマでの辣腕弁護士みたいですが、
多くの公開討論番組で司会者が恣意的に使う手口ですね。
秒単位の感覚とともに鍛えられてるアナには敵いません。
池上氏の卓越した放送技術を良く分析してる東洋経済コラムを
転載しました。
それは、相手が反論できない中継最後に、池上さんが「このインタビューでこの人が言いたかったことはこれですよ」とうまくまとめてしまうこと。これをやられると中継が切れる数秒前ですから、相手は反論しにくく、つい、そうですと言ってしまうのです。
まずは平沼赳夫さん(次世代の党)から。
えー、政策ではなく男の美学で決めていいの?(筆者、心の中で突っ込む)
山口那津男さん(公明党)からもきっちり言質を取っていま
す。
歴史的事実ってこんなに簡単に肯定しちゃっていいの?(筆者)
安倍晋三首相からは、憲法改正についてのコメントをうまく引き出しました。
安倍さん、力強く肯定しすぎでは?(筆者)
唯一、「そういうわけでは……」と小声で反論したのは小泉進次郎さんぐらいでした。
それにしても、何ともうまい言質の取り方です。そして、視聴者は、ものすごく貴重なコメントを聞いたような気分になります。まさに、池上無双の“中継終わり5秒前の奇跡”。
次回から、テロップともども、ぜひご注目を。
選挙番組がこんなに面白くなるなんて、誰が想像したでしょうか。この結果が象徴するように、テレビ東京の業績も絶好調。2014年9月発表の中間連結決算で、キー局5局のうち増収増益を達成したのはテレビ東京だけです。
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