重要なカードは隠される
以前、中野剛志氏が「TPPは練習問題。本試験はアメリカからの構造改革要求」という主旨のことを語った記憶があるのですが、まさにその通りで、TPP反対派(わたくしもですが)が、
「TPPがアメリカ議会様のおかげで失効した! ばんざ~いっ!」
などとやっていたら、裏側でアメリカの対日構造改革要求が全て通っていた、といった「オチ」は普通にあるわけです。何しろ、外務省は「TPPに参加しなくても、アメリカとの二か国間交渉における決定事項は有効」であることを認めています。
ポイントは、日本がアメリカ(というか、グローバル資本)の望む「国の形」に構造が変えられてしまうのか、防ぐことができるのか、です。
というわけで、「TPP発効に暗雲」という記事を読み、
「ああ、これで大丈夫だ! 助かった!」
などと、ナイーブ(幼稚)な受け止め方をする国民が少しでも減るよう、本日は本記事を取り上げました。
(三橋貴明氏ブログから)
私なんぞは
軽薄にもTPPは
米国内で不支持とほくそ笑んでおりました。
なかなか世界資本は強かなんですね。
事大主義にとらわれる日本国ですが、
派遣そのものが変化しつつあるなか、
本当に時流を読める風見鶏政権ならば、
国民としては歓迎したいですね。
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