« わきまえ過ぎ | メイン | 一方で敵を創りながら防衛防衛 »

2015年12月17日 (木)

重要なカードは隠される

以前、中野剛志氏が「TPPは練習問題。本試験はアメリカからの構造改革要求」という主旨のことを語った記憶があるのですが、まさにその通りで、TPP反対派(わたくしもですが)が、
「TPPがアメリカ議会様のおかげで失効した! ばんざ~いっ!」
 などとやっていたら、裏側でアメリカの対日構造改革要求が全て通っていた、といった「オチ」は普通にあるわけです。何しろ、外務省は「TPPに参加しなくても、アメリカとの二か国間交渉における決定事項は有効」であることを認めています。


 ポイントは、日本がアメリカ(というか、グローバル資本)の望む「国の形」に構造が変えられてしまうのか、防ぐことができるのか、です。

 というわけで、「TPP発効に暗雲」という記事を読み、
「ああ、これで大丈夫だ! 助かった!」
 などと、ナイーブ(幼稚)な受け止め方をする国民が少しでも減るよう、本日は本記事を取り上げました。
                                                       (三橋貴明氏ブログから)



私なんぞは
軽薄にもTPPは
米国内で不支持とほくそ笑んでおりました。

なかなか世界資本は強かなんですね。

事大主義にとらわれる日本国ですが、
派遣そのものが変化しつつあるなか、
本当に時流を読める風見鶏政権ならば、
国民としては歓迎したいですね。

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.blog.enjoy.jp/t/trackback/534731/33685017

重要なカードは隠されるを参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿