董卓の生まれ変わりか
後世、東洋の統治者としてのモデルとして想われるのが
三国志の英雄達です。
興味ひかれるのは曹操・劉備・孫堅・・・以外の脇役達の魅力です。
残虐非道の梟雄として描かれる
董卓は実に興味深いところがあります。
彼の並外れ権力欲と物欲の例。
洛陽の都を支配しますが、
ありとあらゆる富の独占に異常な執念を示します。
富ならばそれが富者・貧者に限らず・・根こそぎ奪い尽くし、
洛陽の自邸敷地の地下深く金玉宝玩の類を埋め秘蔵したとか。
もちろんその為に秘密に知る関係者は全員抹殺し、挙句の果てに
秘匿の為洛陽の都をことごとく焼き尽くした。
住民は強制的に新都長安に棄民よろしく強制移動させた。
董卓死後300年以上の後、董卓邸跡地に住まいした刑らんという役人は「董」と刻印された金銀を掘り当てた・・。
ある晩董卓の亡霊が夢枕で「それは俺のものだから返せ」と要求した。「いやだここは俺の屋敷だ」とすげなく断った。
そのわずか1年後彼は急死したんだとか・・。
人々は怨念の祟りと噂した。
洛陽に戻ることのできなかった董卓は亡霊となって戻る・・。
恐るべし董卓。
彼の腹心であるが、
後に董卓を討つこととなる、
ただ一人その秘密を知る呂布も戻ることなく死ぬ。
なんだか最近董卓の生まれ変わりかと紛う人物が
ご活躍中です。
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