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2017年10月10日 (火)

顧客はなんぼで

堺の商人・・達が

自称侘茶という趣味の会を始めたのはもとより商売の為でしょう。

仲間内や顧客との情報交換・秘密会合に

もってこいの趣味なんですね。


当時は庶民達はお茶で賭博に興じていたそうです。

闘茶・・・・博打の好きな国民ですね。


つまり庶民とは次元の異なる世界に棲む方々が想い付いた新しい

お茶の世界。

貿易港であった堺ではマカオからポルトガル船が火薬を運び込んでいた・・。

堺の商人達は死の商人でもあった訳です。

信長全盛の時、堺は今井宗久・津田宗及らが仕切っていたのです。

茶人としても武器商人としても一流・・。

信長は茶筌を模した髷のヘアースタイルでサロンに出入りし、

焔硝の独占に意欲を燃やします。

天下布武には欠かせないことだったからです。

後の千宋易(利休)もそういったグループと無関係ではいられなかった事でしょう。

現在北の国は原爆・水爆を保持することに懸命ですが、

焔硝は原爆とするなら、既にポルトガルが所持していたのは黒色火薬

これは水爆並みの破壊力を有しました。

日本に売りつけたのは時代遅れの、いわば廃棄商品・・・。


随分品質も粗悪だったようですね。

幕末から明治維新でも廃棄銃を売りつけられています。

そして現代にもつながっているのよね・・・

丁度今のオスプレイみたいに。


歴代の政権は税故にか、値切る事もなく、

旧型粗悪兵器を買い付けてきました。

利権の魅力に抗しきれないからでしょうか?

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