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2018年6月11日 (月)

爺たちもそうなんだよ・・

孫崎氏の記事

昨年であったか、ウーマンラッシュアワー村本大輔がアベマTVで、「飲み会等で貴方は出身地どこ」と聞かれると、「福井県」という。で、「福井県のどこ」と言われるので、「おおい町」という。

すると、途端に「そんな重い話、ここでしないで」と言われる。何も「おおい町に原発がある」と言っていない、ただ、出身地がどこだといわれるので、「おおい町」と言ったのにそんなこと言わないでという。

 「熊本に入ってきた」というと、「何で」というので、「被災地を見に行きました」というと、「そんな重い話しないで」と言われる。

 多くの若者の間で、原発や地震災害に話をするのはタブー視されているようだ。

 まして、会社に勤めている人々は、仲間内で、原発や地震災害について話することはない。

 一時女性誌が原発や憲法を、男性週刊誌より多く記事にした。

 講演に行って「今や男性は原発や地震災害や憲法などについて仲間内で話せる雰囲気でない。もう女性だけが頼りです」というと、「違います。女性も原発や地震災害や憲法を話できる雰囲気じゃない。話せば周りから白い目で見られる」と指摘された。

 日本社会は今極めて厳しい状況になっている。

 深刻なのは、厳しい政治状況を飲み会等普通の集まりで話す事はタブーになってきたようだ。

 そうした中での選択は、明々白々だ。政府の言う事をだだ受け入れる。疑問を持っちゃいけない社会が、日本社会。

政治的な姿勢を言わないことも政治的姿勢です。

 政治的なことを話すなで、中野昌宏氏の「授業アンケートに授業アンケートに「政治的なことを言うのはよくない」と書いてくる学生がいた。本当にがっかりする。いま知性と理性を守ろうとする闘いは、好むと好まざるとに関わらず政治的にならざるをえないではないか」のツイートを巡るツイート。

、中野昌宏氏「この政権が挑戦しているのは、法であり、道徳であり、文明であり、知性であり、理性であり、学問全体だ。誰であれ闘わないわけにはいかない」。

中野昌宏氏「普通に理性でやってたら政権批判になるのはこっちのせいじゃないですよね、と言いたいです。」

「政治的なことは話すな」という反知性派の作戦は見事に功を奏しています。彼らは人の心を操ることに後ろめたさがないので、ここまでやらないだろうということをやって来ます。手強いですが闘うしかありませんよね。頑張りましょう。」

「高校でも、今の政治状況や国会・政治家・官僚の現状を話すと、「偏っている」との批判が生徒からあがる今日この頃。」

「いつからか政治的中立というのが「現政権批判をしない」に変わってきましたね。」

「非政治なことなど本当はないはず。どんなに学生さんが政治から無関係でいたくても教育・労働・医療・福祉・生活・命の全般に政治が関わっている。非政治なことなど本当はない。」

「.「政治的中立」とは「政治に無関心でいること」という奴隷教育が浸透しているですね」

「日本社会で育つ中で飼いならされて、「強いものには従うのが賢い態度で、それが正しい」と思いこんでいる若い人はすごく多いと思います。それというのも、厳しい時代ゆえ、親世代が「賢く生きろ」と育ててきたせい。そんな学生をこそ、説得力のある言葉で刺激できると良いのかな、と思います。」

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