« 悪行の数々・・覚えがあろう | メイン | 嘘初め »

2019年1月 6日 (日)

軽い扱い

一たび戦争になれば日本もアメリカも・ドイツもイギリスも

どの国も一般市民を無差別に攻撃してきました。

戦時中の事を聞けば、

日本では

空襲が予想される時期に学童は別として、

都市からの退去は

防空法とやらによって禁じられていたんだそうです。

住民は生命をかけて消火活動をせよ・・・。

赤紙に象徴されるように、

国民の命は紙よりも軽く扱われました。

イギリスでは開戦以前において、

学童はもとより母親、高齢者の都市からの退去を

国費で行われる準備をしていたといいます。

現在でも福島の経緯を観てれば、

人命に対する日本人の考え方は変わっていないようですね。

私も嘗て

「日本の零式戦闘機は凄かった、

技術は凄い」なんて信じていましたし、誇りも感じてました。

もちろん優れた技術はあったようですが、

分析してみれば

いわば単に安全性を無視した生産性というところでしょうか。

被弾してもパイロットの命は守るという

設計思想が無視された戦闘機で、

開戦後時を経ず優秀なベテランパイロットが失われてしまいます。

やがて未熟なパイロットだけでなく、

ついには

学生はもとより、

精神薄弱者まで徴兵されるという、悲惨な道を転がります。

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.blog.enjoy.jp/t/trackback/534731/34164902

軽い扱いを参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿