プールサイド
市営のごみ焼却場に併設されてる温水プールもあまりにも活用されず、ついに運営を民間委託されて久しいのです。
膀胱炎になって以来1年以上中断してたプール通いを1月から再開しました。
妻は550円を支払い、それだけで胸を張り、わたしはそっとシルバーカード(65歳以上に配布される)を提示し妻の後ろから影薄く入場・・・。
プールサイドといえばホテルのプールサイド・・・挑発的な水着美人を連想するのは映画ファンです。
此方のプールサイドと言えば、お腹とお尻ばかし立派な御婦人だけ・・・・。
平日の昼間でもありますし、御多分にもれず男女ともシルバー世代のオンパレードです。
監視員のお兄ちゃん・・・・時間の経つのが永いだろうな?同情しちゃいます。
でも驚くのは杖をついてプーサイドに現れたおばあちゃん、なんと水の中ではまるで別人ですし、体重を持てあまし気味の御婦人も水中では躍動しています。
妻もまた30分でも40分でもウオーキングの要領で息も乱さず、ずーと泳いでいます。
「2時間は泳がんと元がとれた気がせんモン」
私、25メートル泳いだだけで息が切れます。
ですから私はたびたびプールサイドで全景を眺めては、あまりにも枯れた光景に溜息をつくことになります。
「もっとゆっくりのピッチで泳げば?」
「だめじゃ、ゆっくりじゃと・・・・足が沈む・・・・」
「ほれじっとして浮いてみ」
「ほれ・・・足が・・底に・・・・着いた」
「なんで?おかしい・・」
「体脂肪の違いか?」
「・・・もう教えん・・・・」
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