絵にかいたような大往生
私の従兄弟のM氏は民商の世話を永年してることもあり、老人世帯にこまめに足を運ぶ。
入院養生してる老人を訪ねることも多く、期せず臨終にたちあったことも数度もあるのだとか。
先日は私の母の従兄弟にあたる愛称キンちゃん(88歳)を偶然見送ることになったのです。
キンちぁんは別に療養中だった訳でもなく、なんでもない日常・・縁側で日向ぼっこ中・・、
M氏の話に返事がなくなり・・「寝たんか?」にも無言。
キンちゃんは本当に眠るように絵にかいたような大往生だったのです。
M氏の風貌は丸顔の西郷さんというより、
大黒天の舞いを老人ホーム慰問で披露するにもお面要らず・・・そのまま大黒天なんです。
というわけで親族間では、「Mさん家の方へは当分覗かんでくれ」と冗談交じりに言うひと。
「Mさんまた近所にきたら寄って」と・・・こちらは真剣?。
でもやっぱり福相でありがたい天使のMさんです。
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