エボラと医療
エボラ騒動はまるでドラマのようです。
米国へ病原菌を持ち込んだとされる故ダンカン氏ですが、
エボラの自覚症状で病院に駆け込みますが、
彼が無保険者だったので、病院側も高額なエボラ検査費などの回収不能を懸念し、
単なる腹痛の対応だけで本人を帰宅させています。
医師が患者に接し、「第一に患者の支払い能力を診断する」そうせざるを得ないという、
医療制度がTPPにより、やがて日本でも現実になりそうです。
マイケル・ムーア氏のドキュメント映画「sicko」でキューバの完全無料の医療体制が
紹介されていました。
それを眼前にした医療難民の米国市民が
己達とのあまりの落差に慟哭する場面があります。
何より感動するのは生き生きとしたキューバの医師の言葉です。
「私たちは外国人を含め、どんな人に対しても現在持てる最高の医療を、
いくらでも何の心配もなく提供できることです」
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