ゴールドマンも損をする?
【田中宇PLUS:スイスフランの転換】
しかし、 だとしたらSNBはなぜ唐突にペッグ廃止を発表して市場を混乱さ
しかし、
せたのか。この点について投資家のピーター・ シフが興味深い見方をしている。
シフは、SNBが唐突にペッグを廃止することで「 ECBのQEにはついて
いけないよ」と世界に向かって大声で表明する効果をもたらし、 QEをめぐる
ドラギとメルケルの戦いでメルケルを加勢したとみている。 ドルの覇権を延命
するためにQEが必要だが、 米連銀は自分たちの会計を肥大化するQEをこれ
以上続けられず、代わりに他の国々にQEをしてもらいたい。 日本銀行は自国
民の生活を犠牲にしてQEを拡大しているが、 日本だけでは足りないのでECB
にもQEを本格化してほしい。ECBがQEを本格化しない場合、 米連銀自身
がQEを再開せねばならない。こうなると「 今年はドル高ユーロ安、米国の
利上げとEUの利下げ(QE)だ」 と考えて投資している金融界の多数派が
大損するとシフは予測する。
スイスフランの高騰と
株式市場の暴落に関して、
これは田中宇氏の論説からの一部抜粋です。
スパイ情報網をあらゆる分野に網羅するゴールドマンサックスでさえも
スイス国立銀行のこの措置を予測出来ず、大損?
なんだか面白そうジヤありませんか。
いよいよ金高騰に対する縛りが解き放たれようですジャ
金製品の買い取り屋さん、焦ってるんでしょうね。
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