というわけで結構なお話でした
「ほれ、ここみてみ・・」
「なんかいい事書いとるか?」
「えらい坊さんでも、妻を失い始めて、その存在の大きさに気が付きました・・・
あんた想像したことあるか?」
「なに・・浄土真宗本願寺派善興寺前住職・・・」
「奥さん無くして4年・・他人の死を前に解ったような法話を幾たびもしていた自分が
本当は何も解ってなかった・・
先立たれて始めて妻の存在の大きさと
自分の老いと死を意識するようになりました・・・・・・・
存在の大きさ・・
どうで?あんたに私のおらん未来が想像できるか?」
「・・・・・・・・・・・・あんたが寝転んで新聞読んどるスペースが広がる?」
「あほか、そがん事言うとって、泣くな・・」
「すでに私は泣きつかれております」
「これ・・これ人間なら、妻の声だ これみてみー」
雨降ってテニスのない
日曜日・・・
というわけで結構なお話でした。
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