法を破り法を生む・・
最近浅田次郎氏の小説にはまっているのです。
多くの作品の中に、明治初期の刑務所を舞台にしたお話、
「赤猫異聞」があります。
石出帯刀は今の刑務所長官みたいな代々襲名する役職名だそうです。
この係累をさか上ると、
石出吉深(よしふか、号を常軒。元和元年〈1615年〉 -元禄2年〈1689年〉)
という方がいらっしゃる。
明暦3年の通称振袖火事、
この方迫りくる大火に囚人を解き放つという英断をされたとか。
もちろん違法行為・・・がしかしこの人としての決断が後に
幕閣をして法に追認せしめるという、
いわば・・・・法を破り法を生む・・。
ナチの迫害から逃れる人々のため独断で?
ビザを発行し続けたという
日本人もいらっしゃるとか。
シンドラーのリストという映画も。
難民問題も・・・もともと米英様の施策が・・。
法が人を生かすものであって欲しいものです。
おーい・・・お役人様よー・・。
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