私的リンチや魔女裁判
16歳の少年が「自分一人でやった」と証言したといいます。
一人で罪を被るという行為と、犠牲的美徳が曖昧になっているようです。
戦後一部の戦犯をみせしめにして、
手打ちをしたGHQの手法を真似てるわけでもないでしょうが・・。
またグループが暴走し始めると、誰も止める事ができません。
これらは少年に限った事でもありません。
私的リンチや魔女裁判のような歴史を経ても、人間の業なのか?
集団に個人は無力です。
内ゲバといわれた悲惨な例は赤軍だけでなく
オウムでも繰り返されたようです。
会社組織でも告発者は排除されるし、
多くの不正を観てみぬふりは、
その延長でしょうか?
軍人が老人・女・子供だけの部落を疑わしいという恐怖心で
無差別に殲滅し、村ごと消し去ったというような、
集団ヒステリー的出来事は
米軍であろうと日本軍であろうと、
戦場では茶飯事と言われます。
少年達の行為は、過去に大人が繰り返えした歴史です。
真に個人を大切にする社会が、今こそ重要ですね。
法治国家ならぬ放置TVと呼んでもいいかも、
視聴率は広告収入に直結するので
まるで庶民の代表のようなスタンスで、
大衆のガス抜きに執心するTV報道はアジ演説する、
現代のリンチみたいですネ。
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