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2019年8月 3日 (土)

気宇壮大

捕虜になるということを社会全体で

許さない軍国の時代はつい最近です。

戦国時代頃は

捕虜になれば奴隷として売買されるか、

相手に下って下級兵士に組み込まれるかだったでしょう。

秀吉の朝鮮の陣でも、朝鮮軍や明軍に投降し、帰化して

帰化部隊3千人の隊長として名を馳せた日本人もいるそうです。

日本側の文献(宇都宮高麗帰陣物語)にも

「高麗に走り申し候。只今は高麗の帝の御意に入り、人数2千ばかりの大将に仕り候。」とあるのだとか・・。

敵へ奔った理由は・・清正と揉めたからだというのも単純明快。

能力秀逸でなければもとより迎えられません。

「上が気に入らん」・・・気宇壮大です。

戦国の能力主義が良く現れているし、

主人を見限る事も潔しとする気風が

日本人にもあったと驚きます。

現代おいても科学・IT・医療・スポーツと多岐にわたり

能力を評価されるところへ移るのが一般的です。

しかし、国家や軍や企業には

不都合極まる気宇???

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