妻におそるおそる
300年も以前、東洋医学貝原益軒さん84歳で著した養生訓に、こんなんあるよと妻におそるおそる・・・。
言語をつつしみて、
無用の言(コトバ)をはぶき、言をすくなくすべし。
多く言語すれば、
必ず気へりて、また気のぼる。
甚だ元気をそこなふ。
言語をつつしむも、
また徳をやしなひ、身をやしなふ道なり。
「なによ、それ・・・」
「いや、ああ、つまり、喋りすぎ、言いすぎはよくないと・・・・」
「あんたが私を怒らせるんじゃが・・・」
「そこで、先生も腹がたったらちょっと待て言うとるが・・・」
喜怒の時、耐えて事すべからず。
喜びもやみ、怒りもやみ、常の心になりて後、
事を行なうべし。
「できるか、そんなもん、あんたには」
「・・・・・・」
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