皆さん良い年になりますよう。
1981年のドラマ「北の国」からを観ながら・・・・。
大友龍太郎演じる老人が
18年生死を共にした愛馬を已むに已まぬ事情で手放す。
酩酊した老人は五郎に言わずにいられない。
『トラックの音で奴は、売られるのが解ったんじゃ・・
動こうとせんのじゃ・・
わしの肩先に鼻を何度もおしつけよって・・
奴の眼をみりゃ・・・
涙いっぱい溜めて・・・
ほんで・・・
自分から荷台に上がりよった・・・』
「あんたなんで泣いとるん?」
「なんでいうて・・あんた何ともないんか?」
「おっかしい・・馬が売られただけじゃろ・・」
「ここで泣かにゃ人間じゃねー」
「私やあんたに十分泣かされたから・・枯れた・・」
というわけで皆さん良い年をお迎えください。