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2011年5月28日 (土)

特待生?そんなものいないよ

奈良市の高田商業は高校ソフトテニス界の名門で全国からジュニアで実績のある選手が集まってくる、全国制覇も数知れぬ。

ここでまた奈良県の人口3万程のちっちゃな市がソフトテニスの世界では名が知れ渡って来ている。

宇陀市の大宇陀市立中学の活躍がこの15年近く目覚ましいからだ。市立なのだ私立で選手を集めているわけでもないそうだ。

全校生徒171人とい片田舎そのままの規模。そのホームページにはソフトテニス部の紹介も対外的に誇示するわけでなく、14~5人の部員の写真とともに淡白に紹介されているだけ。

確か全国制覇を常の目標にし、連覇を含め通算10回以上と記憶している。

すべて濱中という顧問の先生の指導の賜物だ。

2010年の全中が岡山で開催されたとき、女子団体戦で噂の濱中監督采配をまじかに拝見した。

全くなにもしないのだ、いや、ただノートに黙々となんぞメモッていただけ。決勝戦まで、ずーーーーーーーと。決勝を含め、何度か3番勝負にもつれるピンチの時すらチラと選手のほうを見やるだけ、そしてまたノートに目を・・・・・おまじないでも書いてあんのか?

日ごろの練習で生徒だけで対処はできるようにしてあるとか・・・・・豪語ではかったのだ、これが。

当然この人が提供する指導DVDがあり、多くの中学校の顧問が心酔もし、また成果を得ているようだ。結構高いらしいのだが、私の知り合いも購入したとか、さて今後いかなる果実を得ますことでしょう、おたのしみ。

濱中先生結構敵も多いようで、実績にたいして、ねたみねたみ・・・・。

2011年5月25日 (水)

部活が怖い?

毎年3年生がこの時期になると子供たちの中に追いつめられた様子が観える。

どこの地域でも、6月初旬にはインターハイ等の夏季全国大会の地区予選がはじまるから・・・。

そう、ここで敗退すると即引退という部活が多い。進学校ならばなおさらだ。あせるのは当たり前、自分の2年間があからさまになるのだから、逃げ出したい気分にもなるようだ。最悪の場合、教師の目の届かぬ部室内で下級生いじめが横行したりする。この時期2年生が退部したいと突然言ってくるのは、当落線上にいる3年生からのいじめによるケースが殆ど。不思議と1年生ではなく、2年生の場合が多い。

本人が辞めたいと言い出すケースもある。話を聞いてみると、目前の試合に対する恐怖感が見え隠れしている。不安感のもとは本人の努力不足がある。もっとやっとけばよかったという後悔・・・・・。まあ、この歳の私もたいしてかわりゃしないけど。

ここで困るのは中高生のソフトテニスの試合はダブルスであること、「ペアに相談したの?」・・・してるわけないですよね。たいていの子はこの1点で踏みとどまり、コートへ向かうが、果たして結果は当然実力の世界。今までの2年間の実績で組まれる対戦相手はシード選手、奇跡は起きない。かくしてテニスを嫌いになってゆく。

シニアテニスは楽しいよ とは慰めにもなってないものね、でも本当。

2011年5月11日 (水)

Deep Peaple

NHKの人気番組ディープ・ピープルを講談社が出版している。

ボクシング世界チャンピオン、長谷川穂積・畑山隆則・浜田剛史の対談。

どの言葉も深い、試合後のコーラ色の尿、試合が始まるまでのの恐怖、減量苦の話等々。

その中でフェィントについてのウンチクは面白い。

ここにパンチを打ってほしいなと思うところへ顔をもっていく・目で誘う・捨てパンチを見せ2発目3発目で狙う等々・・・・。

20年ほど前の軟式庭球と呼ばれてた頃、陣形は雁行陣で後衛はチャンスメーカーに徹し、前衛はポイントゲッターとして働くのが原則だった。このころの前衛には名人的なプレーをする人が多くおられた。時安さんなどはその代表だろう。

試合が山場に差し掛かると、1球が流れを変える場面も生まれる。今までサイドパッシングを何度かされた前衛が守りのフェィントモーションを見せ、実際は攻撃に出、決定的な重要ポイントを取る・・・・・スタンドからため息・・・。

ソフトテニスと呼ばせるようになりどんどんスポーティになって、最近の前衛速攻陣のゲームは本当にノーガードの殴り合いみたいだ。これも大変スリリングだけど・・・・・・。

もはや騙し合い的心理ゲームはシニア3部のコートにおいてのみ生息してるだけみたい。

2011年5月 6日 (金)

自粛はするのか、させるのか

名古屋で開催予定だった高校ソフトテニスの選抜大会も自粛・・・・。小学生全国大会も中学生都道府県大会も・・・・・・。モスクワオリンピックの政治的配慮・・・・想い出す。

農耕民族的・A型民族的対処・・・・・・・・・。

代表権を得て大会を目標にしていた選手の思いはいかばかりか。

知り合いの選手もいる中、残念・・・・・残念。

2011年5月 4日 (水)

欠点・短所は見ないふり?

ドラッカーの金言に「人の強みより弱みに目がいく者をマネイジメントの地位につけてはならない。人のできることに目の向かない者は組織の精神を損なう。」とあります。

確かに凡人においては、欠点・短所を指摘されると、たちまち半死状態になっちやう。

中学生・高校生に対してテニス指導においても、もっぱら褒めの一手です。褒めるという手段では手っとり早く成果が得やすい、でもその成果は小粒・・・・・。

褒められて、さらにワンランク上の目標に意欲を燃やすタイプならいいんだがな。

普通の子供は褒めるだけでは殆ど何にもならない場合が多いみたい。

その子に必要な事柄をどう気付かせるかがコーチの腕ですよね、そしてその気にさせることができたら、たいていの子は目を見張るような進歩をとげる。

2011年5月 2日 (月)

死角

運転手の見えない範囲をblind spotと云うのだが、そこで起きている事実は、当事者には観えていない。その事で人生が180度変わってしまうことがありますね。思わずぞっと鳥肌の立つ経験をされた向きも多いことでしょう。

卑近な例で申し訳ないが、阪神・巨人戦での落球ミスジャッジは審判の能力というより死角が引き起こした例でしょうね。

政治的・社会的・経済的・その他エトセトラ・・・・blindspotに満ちとるな。松本清張のいう世界だね。

原発の危険性に関する問題は人為的に造られたblaindspot。関与したのは通産官僚・自民党・電力会社・大手ゼネコンその他大勢。知らんふりしたのは国民の大多数でした。

私も電気浪費する人も間接的関与だな・・・・。

一方この死角であるところのあいまいzoonがすべて白日の下となったら、この社会どうなる?反乱暴動?

うちの飼い猫がもし口をきいたらみたいな。複雑なきもちgawk

蛇足  テニスコートでボールが来る確立の低い個所をデットゾーンと呼んでる。でもシニアの  テニスではやたらデットゾーンが使われ・・・・・誰もそれをまぐれとは言わない。