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2013年12月

2013年12月18日 (水)

NYタイムズ 2013年12月16日 社説 「日本の危険な時代錯誤」

Japan's Dangerous Anachronism Published: December 16, 2013

The government of Prime Minister Shinzo Abe this month rammed through Parliament a state secrecy law that signals a fundamental alteration of the Japanese understanding of democracy. The law is vaguely worded and very broad, and it will allow government to make secret anything that it finds politically inconvenient. Government officials who leak secrets can be jailed for up to 10 years, and journalists who obtain information in an "inappropriate" manner or even seek information that they do not know is classified can be jailed for up to five years. The law covers national security issues, and it includes espionage and terrorism.

Just before the passage of the law, the secretary general of the governing Liberal Democratic Party, Shigeru Ishiba, likened those legally demonstrating against the state secrecy law to terrorists in his blog on Nov. 29. This callous disregard of freedom of speech greatly raised suspicion of what the Abe government really has in mind. The Japanese public clearly seems to fear that the law will infringe on press freedom and personal liberties. In a public opinion poll conducted by the Kyodo News Agency, 82 percent of respondents said that the law should be repealed or revised.

Mr. Abe is, however, arrogantly dismissive of the public's concerns. "The law does not threaten ordinary life," he said after the law's passage. Showing an alarming ignorance of democracy, Gen Nakatani, a senior member of the Liberal Democratic Party, stated that "the affairs of government are distinct from the affairs of the people."

The law is an integral part of Mr. Abe's crusade to remake Japan into a "beautiful country," which envisions expanded government power over the people and reduced protection for individual rights -- a strong state supported by a patriotic people. His stated goal is to rewrite the nation's Constitution, which was imposed by the United States Army during occupation seven decades ago.

The Liberal Democratic Party's draft constitution, made public in April last year, deletes the existing article on the guarantee of fundamental human rights. It adds that the people must respect the national flag and national anthem. It states, "The people shall be aware that duties and obligations accompany freedoms and rights and shall never violate the public order and public interest." It also says that the prime minister will have the power to declare a state of emergency and suspend ordinary law.

Mr. Abe's aim is to "cast off the postwar regime." Critics in Japan warn that he is seeking to resurrect the pre-1945 state. It is a vision both anachronistic and dangerous. A version of this editorial appears in print on December 16, 2013, in The International New York Times.

日本の危険な時代錯誤
NYタイムズ 2013年12月16日 社説 「日本の危険な時代錯誤」 http://www.nytimes.com/2013/12/16/opinion/japans-dangerous-anachronism.html?smid=tw-share&_r=0

安倍晋三首相の政権は、今月、特定秘密保護法を力ずくで成立させた。これは日本の民主主義理解の根本的な変更を示すものだ。この法律はあいまいな文章で書かれ、きわめて広範囲に適用可能なもので、政府はこの法律によって政治的に不都合なものはなんでも秘密にしてしまうことができるというような法律だ。秘密をリークした政府官僚は最高10年間投獄され、情報を「不適切な」方法で得た、あるいは、秘密と知らずにその情報を得ようとしただけのジャーナリストでも最高5年間の刑に服さなければならない可能性がある。この法律は、スパイ行為とテロリズムを含む国家安全保障に適用される。

法案が議会を通過する直前の11月29日、与党自由民主党の石破茂幹事長は、自身のブログに合法的な抗議活動をテロリズムと結びつけるような記述をした。この無神経な言論の自由の無視は、安倍政権が本当は何を目論んでいるのかという疑いを広く呼び起こした。日本の一般市民は明らかにこの秘密保護法が報道の自由と国民の自由を侵害するのではないかと恐れている。共同通信による世論調査では、回答者の82パーセントがこの法律は廃案または見直されるべきだと答えた。

しかし、安倍首相は、国民の心配を尊大な態度で却下した。法案通過後、安倍氏は「この特定秘密保護法は一般の人々の生活を脅かすものではない」と述べた。自民党のベテラン議員の一人、中谷元は「政府のことと国民のことは別だ」と述べたが、この発言はこの政権が民主主義を無視するという警告音を発している。

この法律は、安倍氏の日本を「美しい国」に変えるという十字軍的使命の一部だ。その先にあるものは国家権力の拡大と個人の自由に対する保護の減少、つまり、愛国者たちに支えられた強い国家である。安倍氏が言うゴールとは、70年前に米軍によって日本占領中にに押し付けられた憲法の改定だ。

昨年4月に発表された自由民主党の憲法改定案では、現行日本国憲法から「基本的人権の保障」条文が削除された。そのかわり、国民は国旗と国歌を尊ばなければならないという条文が付け加えられた。条文には「自由及び権利には責任及び義務が伴うことを自覚しつつ、常に公益及び公の秩序に反しないように自由を享受し、権利を行使する責務を負う」とある。また、同改憲案には首相に非常事態を宣言し通常法の施行を停止する権限を与えるとしている。

安倍氏の目指すものは「戦後体制からの脱却」である。日本には、安倍氏は戦前戦中の日本を取り戻したいのだと警告する人も複数いる。それは時代錯誤で危険なビジョンだ。

A version of this editorial appears in print on December 16, 2013, in The International New York Times.

日本語訳 @reservologic (萩原一彦)

つい出来ごころで・・・・

「何となく居心地悪い・・尻が落ち着かんというやつ・・あるでしょう」

「あるある・・なんというか・・社長が突然・・・お前東南アジアへ旅行にでも行ってくるか・・・

とか言い出す・・・」

「そう景気が上向きとか言われても・・昔あった保険金殺人?みたいな・・疑心暗鬼・・」

「普通そんな心配するか?・・・・お互いあまりいい会社に恵まれなんだかな?」

「つい出来ごころで・・・しかたなく自民に投票したんじゃが・・・」

「民主アレルギー?」

「そう・・今落ち着かん・・なんかこう・・肉屋に可愛がられるペットの豚みたいな心持・・・」

「そういや市場で犬が皮剥かれて吊るされてるの見たけど・・・いずれあれみたいに?」

「怖いな・・・」

「出来ごころ・・・ね」

 

 

 

 

 

 

2013年12月17日 (火)

悩ましいお達し

年内16000円の高値を想定して、私にも株を薦めてた

S氏の言葉通りの展開がいまだ続いています。

しかし誰に聞いても身近の人で、儲かったという人はいないのです。

私の周囲には金持ちはあまりいないので、当然かも。

でも損をした事はしゃべらないが、儲けたら自慢したいのが人情・・・・。

予言者Sさんも儲けたとは言いません。

何方達がが儲けてるんでしょう?

皆さん一様に暴落はいつのタイミングか?という心配をなさっています。

 

そしてまた円安にも関わらず、貿易赤字が一層際立つ日本経済です。

アベノミクスという、おまじない経済を魅せるのにメディアは苦労してますが、

実体経済は不況のままです。

貿易赤字の原因に火力発電の燃料輸入料増加てが上げられ、

しかもそれは米国の9倍の価格で購入されてる。

だから原発再稼働・・・TPP加入が・・・重要・・・という論調です。

 

畑の株しか縁のない私にも、わずかの年金さえ下げるぞの悩ましいお達し、

来年は良い報せがありますよう。

 

 

 

 

 

 

 

2013年12月16日 (月)

企業の包容力

 スポーツ欄でデンソーの名を久しぶりに観ました。

これは女子駅伝ですが、実業団スポーツでソフトテニスでも名をはせていました。

最近テニスでは見かけませんが・・・。

スポーツに理解を示す包容力と体力のある企業なんでしょう。

企業がスポーツのスポンサーから撤退傾向が強まって久しいですね。

大手企業の内部留保が史上最高ともいわれる中、

古い資料ですが、人気的にも中国企業の躍進は目覚ましいようです。

五輪を控えて、企業の包容力が問われますね。


 

 

2013年12月14日 (土)

年の瀬じゃな

「年の瀬じゃな」

「えっ何が歳のせい?」

「だから・・師走じゃな・・云うとる」

「それで?」

「年賀状書き・・大掃除・・畑と桃山のかたずけ・・・お母さんとこへも年内に2回は顔みせにゃ・・」

「テニスも休めんし・・結構忙しいな」

「そうよ・・私ゃ孫のビデオ編集で一杯じゃし・・」

「何?じゃわしが皆せんといかんみたいじゃねーか」

「全部じゃないわ・・お母さんとこは一緒に行くが・・・」

「・・・・・・・・・・」

 

えーっ・・・・まずお風呂の掃除をして・・次に台所と・・・・・

今年は窓ふきは止めとこう・・・・・・・。

 

 

 

2013年12月13日 (金)

今年あった希望のもてる出来ごとではNo1でした

TBSが正直にに報道しすぎて、お叱りを受けた?

慌てぶりが可笑しいです。

【特報】TBSが「特定秘密保護法」の成立直後の12月7・8日に行ったJNN世論調査で「総理大臣にふさわしいと思う政治家は?」との質問への回答が、私の手元にある資料では、安倍晋三13%、小沢一郎10%、小泉進次郎7%、石破茂3%(以下略)となっている。しかしその後、小沢氏が1%に修正されている。どんな理由があったのか、事実関係の調査をTBSに要請した。
日本一新の会のメルマガ・平野貞夫

余りにも露骨過ぎて、報道の矜持は何処に?と言われるのも当然です。

マスメディアがスポンサーに無抵抗なのは、昔からですから、

これじゃー・・・・・・特定秘密保護法などはあろうとなかろうと、

既存マスメディアにとっては問題じゃなさそうですね。

初めから改竄しなかったところに、いくらか意地のある人がいるのかも。

 

 意地のある人と言えば、片野悟好(のりよし)氏・・・・

そうです広島高裁岡山支部での1票の格差違憲・無効判決です。

あれでやっと・・スッキリしました。

だいたい違憲状態だが・・・云々・・・という姑息(そのばしのぎ)。

今年あった希望のもてる出来ごとではNo1でした。

 

 

2013年12月12日 (木)

くれぐれも眼くらまし・擬態・フェイク・フェイント等にご注意を・

先般、50代からの生き方をテーマに、武蔵を取り上げたTV番組を観ました。

五輪の書にも眼くらましの手法に関し書かれています。

いわゆる、フェイントに騙されないためにも、見る眼でなく観る眼が大切と説いています。

サッカーに限らずソフトテニスでもスポーツ特に対人競技で、

はこのフェイントの技術は重要かつ奥深いのです。

 

政治で日常的に使われている、この古典的な眼くらまし手法を見破る観の眼が大切です。

室井さんも述べていらっしゃいます。

室井佑月が「お隣さんってムカつくね」の心理を指摘〈週刊朝日〉

日本政府は原発問題の深刻さからの眼くらましとして、PM25問題や防空問題を、

いまさらのように強調してみせ、中国はこれまた国内諸問題からの眼くらましを用いています。

NHK他のニュース等でも日本の防空識別圏に北方領土や竹島が含まれない事実をスルー。

画面に映る地図は青森以南だけという姑息さです。

大事なとこは映さず、放送側が必要な所だけをとりあげ、強調する・・・・・。

というわけで・・・・・くれぐれも眼くらまし・擬態・フェイク・フェイント等にご注意を・・・・。

注意するのは振り込め・おれ・等の詐欺だけではありません。

 

2013年12月11日 (水)

Eテレでしたか?TEDという番組でサラ・ジョーンズさんのプレゼンをやっていました。

何しろTEDに参集してる聴衆は75万円の受講料を払ってるそうですから、

間違いなく資本家層ですね。

 

彼女の一人芝居的プレゼンもさることながら・・・私たちにはあの誇るべき

イッセイ・尾形さんがいらっしゃいます。

尾形さんの一人芝居は必見です。

人間表現の天才ですね。

イッセー尾形 -指導員- 
YouTube: イッセー尾形 -指導員- 

 

2ヶ月に1回の割で市民劇場(かっての労演?)で舞台を観るのですが、

堪能させてもらえるという体験は少ないのです。

三谷幸喜氏の脚本などは客席が湧きますが・・。

何しろ眼と耳の衰えの兆しを抱えた観客が埋め尽くすわけですから、

音響や、発声がしっかりしてないと、

後部座席ではあちこちで熟睡組が生まれる訳です。

私?私は幸いに枕がないと眠れないのです。

妻?神経が太いせいか、よく寝てます・・・側で私は鼾の管理してます。

・・・・・・・・・・・・・やはり小心者じゃ。

 

 

2013年12月10日 (火)

人物ランキング

 

大学ランキングでは、日本人が最も優秀だと想ってる

東大は世界では2013年やっと27位に・・・・

しばらく前までは50位代だった事を想えば日本の大学も大進歩?

 

10月にフォーブス紙が発表した「世界で最も影響力のある人物ランキング」ですが、

我が総理が57位でもガッカリすることはありません。

菅さんよりも下だとしても・・・・。

錦織さんより下位だとしても・・・。

上がり代があるじゃありませんか、でも秘密保全云々では

国民に精神状態を疑われちゃいましたから、どうなるでしょう?

 

高校生の頃、試験結果は成績順に廊下に掲示、主要三科目は上位から順にクラス編成

でした。

個人情報なんて単語すらありませんでしたよ。

A~E・・・・。

でもそのクラス編成の時だけが男女共学・・・・・。

でもAには福島瑞穂さんみたいなタイプ・・・Cクラスの女性は色香もあったな・・・・。

私・・・上がり代、次第にに増える一方でした・・・・・・・。

今?・・・・・・・・・・・・・猫より・・・下位・・です。

 

 

 

2013年12月 9日 (月)

じゃからアンタは黙ってついてくればいいんジャ

福島瑞穂さんの主張は常に正鵠を射るものなんですが・・・。

自民党所属の女性議員に観られる胡散臭さが彼女には覗えない。

 でも何故か大衆に受けない・・・・・・・・。

出来すぎた秀才故に同性から反感をもたれる?

男性からは少々煙たがられる?

秘密保護法《廃止》法案、必ず提出します

と意気軒高なのも、女性が世界を救うと信じる私には、頼もしく想えるのです。

 

突然ですが、60干支暦というの、ご存知でしょうか?

調べてみたら、私「庚子」(かのえね)にあたるらしい・・

ちなみに 

算命学において、水性は金性を助ける働きをしますが、それが行き過ぎると金が錆びる要因へとつながってしまうこともあります。

そうなると、まさに「水浸しの刀」のような状態となってしまいますね。

とある・・「水浸しの刀」・・・これって錆ついてるってことじゃありませんか。

錆つかせないためには、周囲や伴侶の強い助けが要る・・・・・・

これを観た妻は満足気に「じゃからアンタは黙ってついてくればいいんジャ」

うーん・・それで・・・・瑞穂さんに、惹かれる訳じゃ。