観ても解らん映画、観なくても解る映画、どっちも観ない?
投票しても変わらん政治、投票しなくても変わらん政治、投票しない?
一時は変わったかに想えましたが幻想でしたね、残念。
戦後60年培われた抵抗勢力は手ごわい、一筋縄ではどうにもなりません。
「日本占領後は天皇を平和の象徴として利用する」という方針は開戦わずか2年後1942年当時から米国の軍事情報部がジャパンプランという戦略書に記しているというのです。
アングロサクソンを考えればにはさもありなんと想えます。
しかし沖縄の永久占領状態を希望したのは他ならぬ昭和天皇であったという事は公になった後も戦後教育では伏せられました。
このことが1989年入江侍従長の日記で裏付けられたとき、沖縄の新聞では詳しく報道されても、国内での報道はこれ以上控えめはないという程度だったとか。
沖縄返還に関する密約を西山事件を扱うもっ君主演TVドラマ(運命の人)は1971年の出来ごとです。
地裁では無罪の判決も最高裁に至る過程で国家(官僚)サイドの判決に逆転、よくあるパターンです。独立国家たらんとする裁判官もいれば、アメリカが恐ろしい裁判官もいる、潰されたくないマスコミ、
皆自分の家族は大切・・・・。
日本の共産化を恐れた昭和天皇外交の最期の外交はGHQの思惑と完全に一致し、2012年現在に至るまで日本の戦後状況は変わらず継続しているというわけだそうです。
だから天皇制を擁護してくださった米国に汎アジア右翼のかたも逆らえないのだとか。
よって反米的な行動を取ろうとした政治家は抹殺される、
鳩山・田中・橋本・細川・小沢・鳩山etc.・・・・
怖いですね、サスペンスですね。
松本清張氏や山崎豊子氏の紡ぐ世界は現実なんでっすね。
岡崎氏の言う「僕の戦略の目的は単純だ。日本の国民の安全と繁栄だ(略)その為の戦略は何か。七つの海を支配してるアングロ・アメリカ(英米)世界との協調、明治開国以来これ以外に絶対ない。」の信念に準ずる官僚の皆さん、
国民とは99%の人々の事ですよね?本当に?
読んで腹がたち、やがて悲しくなる本でした。
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