メーデー、メーデー
若い方はメーデーと云うとまず遭難信号と想う人の方が多いのでしょうね。
さほど労働組合の弱体化が著しい現在です。
労働者の日としてのメーデーは1886年5月1日に合衆国カナダ職能労働組合連盟(後のアメリカ労働総同盟)が、シカゴ8時間労働制要求の統一ストライキを行ったのが起源
私の父は公務員でしたが、私が子供の頃メーデーに何度か私を連れて参加してました。
何歳の頃かは覚えてませんが、その集会の雰囲気は妙に明るく楽しかったことが印象にあります。
手をひかれたり父に肩車された子供達も大勢見かけました。
働く人が団結しようとした時期だったのでしょう。
現在の若い方達が過酷な労働条件に苦しんでいる様は客観的には良く解るのです。
でも意外と渦中の当事者の皆さんは「いい時を知らんから、こんなもの」と現実を受け入れているというのも観てて辛い気がします。
折しも、ディズニーランドを目指す庶民の足、格安高速バスツアーの事故です。
一人の運転距離の上限が670キロという基準も自由競争前提の緩和措置ではないでしょうが・・・・、一般ドライバーからすると俄かには信じがたい距離ですよね。
国会議員さんは乗ることもないでしょうが、この業界も他の業界同様、個人のギリギリの頑張りで成り立ってるんですね。
世の中は後退してます・・・・。
犠牲者の方、ご冥福を祈ります。