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2012年2月20日 (月)

沖縄の人はみんな知っている⑧

TBS「運命の人」では西山事件を描いてるのですが。

ドラマも佳境に差し掛かりました。

もっ君ファンの妻も熱心に観てますが、政府側が事件を三面記事的男女問題にし、国民の眼を本質から背ける手法に完全にはまってます、でないと興味がもてないそうです。

かつて米国に自由と民主主義の夢を描いた私等の世代は今や爺に婆になりました。

ベトナム以後、ケネディ以後アメリカに描いた夢は幻だったと遅まきながら気付かされました向きも多いのではないでしょうか?

このドラマ「報道の自由」がひとつのテーマになっているのですが、報道には昔も今も公正さや中立性というものがないという米国のジャーナリストがいました。

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米国は自由と正義の国だという幻想を国民や諸外国に魅せる米国の高度な偽術演出は素晴らしいものです。

映画もTVも新聞もそのためだけに存在するかのようです。

今の日本に報道の自由があるかとジャーナリストに匿名の返事を求めたら、さてどんな結果となるのでしょう。

2012年2月15日 (水)

沖縄の人はみんな知っている⑦

卵子は老化するんだって?14日のクローズアップ現代観ました?

さまざまな理由で晩婚の現代女性に警鐘、卵子は新しく造られるのではなく、あらかじめ卵巣で用意されている数の物が年齢とともに老化するんだって。

こんな大事なこと誰も教えてくれませんでしたよね。

知っていれば不妊で悩む方も随分減っていたでしょうに。

そういえば、法律家や政治家には常識でも一般には知られない事があるそうです。

安保条約も密約も日本の全ての国内法に勝るという事、もっとも憲法以外ですが。

知ってました?この歳になるまで知りませんでした。

だから米兵犯罪にも対処出来ないのだとか。

そうなんだ・・・・。crying

2012年2月14日 (火)

沖縄の人はみんな知っている⑥

ナベツネさん激怒 ここをクリック なんですが、言い分はごもっともですね。

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名誉を傷つけられた・・・・名誉ね・・・。

さて、「運命の人」の中で佐藤総理が西山記者を「一罰百戒に」と警視長官に促す場面等は「沖縄返還の大義」故の傲慢さでしょうか?

結局、後日の分析では、「沖縄返還」は国際情勢の中で米国側がより合理的施策として、選択した故で、総理の功績でも官僚の功績でも何でもない。

当時何も知らない私は快挙と喜びましたが・・・。

「名目的沖縄返還」の見返りとして、日本政府による基地存続の費用負担・実質的軍隊永続駐留施策の容認を引き出した、米国の圧倒的外交勝利だったという分析です。

まえも、その後も密約・密約・・・・選挙に差し支えないようにね、くれぐれも・・・。

結局、岸・佐藤総理は米国の手の平で踊る孫悟空みたいな、ご褒美にノーベル平和賞を与えられたり・・・。

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怒ってらっしゃる方は多いのですよ。

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二十歳の頃、沖縄から来てた同級生にとって「泡盛」ぐらいしか共通語を持たない私達は異星人に観えたらしい。

本当、無知じゃー・・・わし。

2012年2月13日 (月)

沖縄の人はみんな知っている⑤

英米の創作による冷戦構造が英米により解消した現在は反共の砦としての日本の役割は無用なんです。

東西冷戦の遺物であると分析される在留米軍ですが、伊波洋一氏(ここをクリック)が海兵隊のグアム移転計画を明らかにしたとき、週間現代ぐらいしか報道しなかったそうです。

ブッシュ政権の時すでに軍の再編計画で沖縄海兵隊の殆どがグワム移転することが決定事項であり、日本の為でなく、単に米軍の都合の為にです。

なのに移転費用92億ドルの内60億ドルを日本が負担するという思いやり的過保護密約があったというのです。

国民の為でなく他国の為に税金を使う事に関して政治家・官僚の気前のいい事。

あーた知ってました?

理由はこのグアム移転によりアジア・太平洋地域の米軍による抑止力が増加するからだそうで?

新聞もTVも国民に教えない事に協力したんですかね。

で今そのうえ、新しい基地まで造る話に膨らんでる。

そういえば、フィリンからの介護研修生が,試験に通らないので帰国せざるを得ないんだそうです。

一方で労働力を輸入し、一方で難関を設ける、姑息さは何なんでしょう?

かって米国の占領国でもあったフィリピンは、国民の総意(選挙・憲法改正)で米軍追い出しに成功したアジアの誇りなんですが。

うーん、でも貧しいより、誇りより、現状維持か???

現体制を維持したいのは、でかい権益を受けてきた人達なんでしょうが。

年寄りに聞いてもせん無いこと、若い人達どう思います?

2012年2月12日 (日)

沖縄の人はみんな知っている④

「私は城が好きである。あまり好きなせいか、どの城址にいてもこんなものは嫌いであると心の中でしてしまう程にすきである。」司馬遼太郎と城を歩くという番組の冒頭の語り、私の好きな司馬節です。

「私は戦後日本が好きである。ひょっとすると、これを守らねばならぬというなら死んでも(というとイデオロギーめくが)いいと思っているほど好きである」これも司馬節。

GHQが日本占領直後パイプラインを横浜東京間に引こうとして、日本政府に命令した時、政府は2年かかると返答したが、怒ったマッカサーは、なら米軍が直接施工すると言い、たった2週間で完成させたという。

圧倒的敗戦で想い知らされ、物量の差を国力の差を眼前に見せつけられた結果、日本を担う多くの人々が米国の傀儡国となるもやむなしの決断をしたわけです、ごもっとも。

陛下も・司馬氏も・岡崎氏も官僚や右翼の皆さんも・・・・怖かったのでしょう。

米国の恐ろしさを真に知る故、司馬氏はあえて沖縄問題等を観て観ぬふりをしてこられた。

多くの本土の私達と同様にです。

英米覇権の質が大きく変わりつつある2012年の現在、日本はどうあるべきなんでしょうね。

今生きておられたら司馬さん、貴方はどのようなメッセージを発信されているでしょうか?

2012年、今も親米派でいるべきなんですか?

2012年2月11日 (土)

沖縄の人はみんな知っている③

織田信長は歴史好きの女性にも人気が高いそうですね。

本能寺の変の黒幕の一説にイエズス会説(立花京子氏)があります。

信長はキリスト教に入信してスペインとカトリック(の仮面をつけたユダヤ)の傀儡(かいらい)となることを拒否したのみでなく、彼らの本音を見破り、彼らのアジア侵攻計画に対抗して、日本自ら東南アジアに進出して、ヨーロッパ列強の侵略を阻止する勢いを見せた。在日カトリック僧侶団は信長の存在を危険とみて、信長暗殺処分の謀略を仕掛けたのではなかろうか。

日本を傀儡政権化しようとする列強の動きは黒船到来へと続きます。

そして戦後へと、GHQマッカーサー主導で造られた憲法に観られる理想主義は朝鮮動乱の勃発を境に日本を反共の砦にする必要に迫られ180度転換してしまいました。

すでに報道され明らかになったように、共産主義あるいは社会主義政権の誕生は昭和天皇も大変恐れたところで、沖縄占領状態が実質的に永続することを陛下も望まれ、完全に日米の思惑が一致したといいます。

この決断を沖縄の人々に対し陛下は長年心痛されていたとか、1987年沖縄国体に病のため臨席できなくなった陛下は『思わざる病となりぬ沖縄を訪ね果たさむ務めありしを」と歌われたそうです。

CIA資金のもと自民党がつくられ、民社党が分派し・・・・そして国民を刺激しないよう、多くの密約を産むことに・・・。(もっとも国外資金は共産党も社会党も含めほとんどの政党が1950年~60年にかけて得ていたことがあるとか)

この路線を確信犯的に官僚諸氏は堅守してきたのです。

この本流からはみ出したり、逆らう政治家は削除されてきたわけです。

今、民主党の自民党化も変わることの困難な一連の太い流れなんでしょう。

常に日本も政治的・経済的・文化的に狙われてるんですね、絞れる物があり、利用価値が在る間は。

流れながれて、何処どこゆくの?

2012年2月10日 (金)

沖縄の人はみんな知っている②

観ても解らん映画、観なくても解る映画、どっちも観ない?

投票しても変わらん政治、投票しなくても変わらん政治、投票しない?

一時は変わったかに想えましたが幻想でしたね、残念。

戦後60年培われた抵抗勢力は手ごわい、一筋縄ではどうにもなりません。

「日本占領後は天皇を平和の象徴として利用する」という方針は開戦わずか2年後1942年当時から米国の軍事情報部がジャパンプランという戦略書に記しているというのです。

アングロサクソンを考えればにはさもありなんと想えます。

しかし沖縄の永久占領状態を希望したのは他ならぬ昭和天皇であったという事は公になった後も戦後教育では伏せられました。

このことが1989年入江侍従長の日記で裏付けられたとき、沖縄の新聞では詳しく報道されても、国内での報道はこれ以上控えめはないという程度だったとか。

沖縄返還に関する密約を西山事件を扱うもっ君主演TVドラマ(運命の人)は1971年の出来ごとです。

地裁では無罪の判決も最高裁に至る過程で国家(官僚)サイドの判決に逆転、よくあるパターンです。独立国家たらんとする裁判官もいれば、アメリカが恐ろしい裁判官もいる、潰されたくないマスコミ、

皆自分の家族は大切・・・・。

日本の共産化を恐れた昭和天皇外交の最期の外交はGHQの思惑と完全に一致し、2012年現在に至るまで日本の戦後状況は変わらず継続しているというわけだそうです。

だから天皇制を擁護してくださった米国に汎アジア右翼のかたも逆らえないのだとか。

よって反米的な行動を取ろうとした政治家は抹殺される、

鳩山・田中・橋本・細川・小沢・鳩山etc.・・・・

怖いですね、サスペンスですね。

松本清張氏や山崎豊子氏の紡ぐ世界は現実なんでっすね。

岡崎氏の言う「僕の戦略の目的は単純だ。日本の国民の安全と繁栄だ(略)その為の戦略は何か。七つの海を支配してるアングロ・アメリカ(英米)世界との協調、明治開国以来これ以外に絶対ない。」の信念に準ずる官僚の皆さん、

国民とは99%の人々の事ですよね?本当に?

読んで腹がたち、やがて悲しくなる本でした。

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2012年2月 1日 (水)

本土の人間は知らないが沖縄の人はみんな知っていること

毎日新聞に仲畑流万能川柳のコーナーがあります。

2月1日の同コーナーは小沢叩きが狙いらしく小沢批判で統一してましたよ。

小沢さんに有利な報道は控えて?、

朝日よりも毎日と購読を選んできたのですが、共に偏ったプロパガンダ報道がとみに酷くなってきたと感じます。

読売や産経と区別がつかなくなった?

そうそう新聞も所詮広告収入に頼る商業誌なのでした、期待しても無駄でした。

「本土の人間は知らないが沖縄の人はみんな知っていること」

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この本は「イラクからは7年で撤退するのに、どうして日本には65年もたってもまだいるんだ?」という素朴な疑問から沖縄を観光したら?という発想なんです。

「沖縄・米軍基地観光ガイド」というサブタイトルもいい。

おやめになった大臣もこの本読んどけばよかったのに・・・・おしい・・・。

沖縄のことも戦後隠れた日本史も視えてくる?

沖縄にはベトナム戦争の一時期1200発の核が、また本土への核持ち込みの方法も記されています・・・面白い・・・怖い・・興味深い・・・。

2012年1月21日 (土)

「誰が亭主を殺すのか?」

芥川賞受賞で「もらっといてやる」とうそぶいた田中慎弥氏(39)はいいですね。

石原慎太郎氏とのやり取りもケッサクでした。

言いたいことも控えめに、牙を隠す時代に痛快でした。

そう・・・読んでみたい本ですが、

カレル・ヴァン・ウォルフレン氏Karel van Wolferen1941年4月 - )は説明責任という日本人に希薄な概念を行き渡らせた功績者でもあるそうです。

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その体制批判は日本人の眼の鱗を落として下さるかも。

『誰が小沢一郎を殺すのか?――画策者なき陰謀』(角川書店、2011年)

読んでみなけりゃと想っていますがまだなんです。

「誰が亭主を殺すのか?」 このあたりのテーマなら解るんですが・・・非常に・・・よく・・・。

「エッNHKビデヲ教室?行くの・・・飯? ツッ 造っといてやる」  

2011年12月12日 (月)

重松清さんの作品は愛読してます

重松清さんの作品は愛読してます。

毎日新聞の日曜版に重松さんが連載中の「獅子王」面白いです。

丁度父親・母親が息子の意志を突き付けられ、息子の正論に反論出来ず沈黙する場面。

60年70年を体験した作者が3・11を契機にしてに読者に伝えようとするもの?興味尽きません。

あの頃は大学生をはじめ、高校生まで学生運動にのめり込んでいました、全体から言えばもちろん極一部ですが。

親は子に「今はまだ勉強する時だろう」と・・・云ってましたね。

いつの時代も親の意見は我が身に関しては???ですな。

でも参加しない人は大抵、ある後ろめたさを持ってました。

現在、大阪維新の会に若人の情熱の発露を観る方も多いのでは?