口害・舌禍で辞任する大臣様があとをたちませんね。
先人の事例はあまり教訓とならないようです。
サラリーマン世界では「今日はまた一段と色っぽいね、何かいいことあった?」なんて軽口は完全にアウト。
いまやダブルアウトクラスのセクハラです。
もう20年ほども昔ですが、息子が中学生の頃です。
中学校ソフトテニスの全国大会予選、市の大会だったか県大会だったか?
当時熱心なT先生率いる強豪M中学の試合でした。
たしか団体戦で1対1から3番勝負に、選手のU君 緊張のせいかいつものプレーができない、もどかしい状態。
突如監督顧問のT先生「アホー、お前の家族も皆アホなんじゃ」・・・
観覧席は一瞬静まりかえりますが、
私も「な、なんちゅうた??」わが耳を疑います。
何事もなかったようにゲームは進みます。
ゲームがどうなったか?さて?
U君の親は地方の有力者なのに、後日その発言で揉めたという話も聞きません。
生徒に慕われていたT先生だからこそとも言えますが、チマチマと世知辛い今の世ではとても考えられない出来事でした。
それにしても笑って済ませることもできる、大らかな時代でしたよ。
最近テニスを楽しむ仲間として退職後のT先生に、この件を聞くとやはり覚えていて「若気のいたり・・」ということでした。
今のソフトテニスゲームでは、ルール改正もあり、ベンチも観客席も、オーソドックスな声援に限定されています。
ですから野次的な発言も、監督の怒声を聞くこともなくなり、かなり上品になりましたが・・・・。
反面ノーガードの殴り合い的なゲームが増え、エキサイティングになって、ここ10年よりスポーティになりました、いやいや我が家の口論の事ではありません、ソフトテニスのことです・・・・。